気づけば一ヶ月が経ちました。
世の中はゴールデンウィーク真っ只中!
今日は暑いくらいでしたね。
飛ぶ鳥農場では鯉のぼりが木の間を泳いでいます。
私たちが望来に引っ越して来てから1ヶ月が経ちました。
水が通っていない、(←大変
ガスが通っていない、(←大変
ネットが通っていない、(←最高!
不便でしたが最高の一ヶ月でした。
私にとって一番良かったのがネット環境が整っていなかった事です。
産後、家から出れない事が多く孤立した気分になりFacebookなどに繋がりを求めていました。
iPadを開いてFacebookのボタンを押せばみんなが何をしてるかすぐにわかる、遠くにいても「いいね」を押してコメントするとその人の世界に私の居場所が出来た気がして安心してたのだと思います。
もちろんみんなと繋がれた事で沢山救われてました。
情報発信の面でもなくてはならなくなってます。
ただ私は度が越してしまったのか、常に他人が何をしてるか気になる。
朝起きたらまずFacebookを開く、ちょっと空いた時間があったら見る。
子供を見ながらiPadを見てる。
囚われてる気がするのに抜け出せない、という自己嫌悪が常にありました。
それがこの一ヶ月は物理的にネットから切り離され、今目の前にいる家族と生きることだけに全てを注ぐ事が出来ました。
本当に、本当に最高でした。
仕事上ネットが通っていないのは支障をきたす為5月中には開通させますが、この一ヶ月で感じたことを胸にとめて上手に付き合っていきたいです。
話は変わり、飛ぶ鳥農場にとうとうトラクターがやって来ました!
就農前の3年間、旦那さんは資金集めのために酪農ヘルパーをしていました。その関係で離農した酪農家さんから安く譲って頂きました。
また他の酪農家さんが同じ型のトラクターを持っており、「ついでに整備しておくよ」と言ってくださりその上トラックに積んで農場まで運んで頂きました。
そしてまたまた別の酪農家さんから使ってないロータリー頂けることになり、トラックにロータリーを積んで持って来てくれました。
この一ヶ月は本当に人の縁のありがたさが身に染みます。
↓ようこそ飛ぶ鳥農場へ
↓ロータリー下ろし中
トラクターがやって来て本格的に飛ぶ鳥農場始動です!
ゴールデンウィーク明けには鶏舎となるビニールハウスの設営が始まり、ひよこももうすぐやって来ます。
↓温かくなり蜂たちも準備万端です
今年も蜂たちが健康で、美味しいはちみつが採れますように。
未知との遭遇
先日お世話になっていた農家さんから就農&引っ越し祝いに鶏を一羽頂きました。
名前は「とりきち」
現役部隊として活躍していた子なので毎日卵を産んでくれます。
↓庭で虫を探してるとりきち
↓沢で水飲み
↓とりきちの後をウロウロ
↓とりきち卵
1日2,3時間外に放し自然の中でイキイキと過ごしています。
毎日新鮮な卵を産み、優作のいい遊び相手にもなってくれ、鶏が一羽来ただけでこんなにも生活が豊かになるなんてと驚きです。
飛ぶ鳥農場にヒヨコがやってくるのは5月の上旬、卵を産み始めるのは半年後の11月半ばあたり。
とりきち、まだまだ現役でよろしく!
↓衝撃ショット(笑)
引っ越しが終わってようやく落ち着いた〜〜と思った頃に玄関で鶏と遭遇。
見事なへっぴり腰です。
いつになったらまんじゅに安息の時間が訪れるのか…?
引っ越して10日目
色々な事情が重なり、引っ越ししてから10日間水が出ない生活を送っていました。
引っ越しの日にアパートから20ℓのポリタンク4個、焼酎の4ℓペットボトル8本に水を汲んでそれで煮炊き、お風呂は近所の温泉に2日に一回、洗濯はコインランドリー行ったり近所に住む友人が洗ってくれたり。。。
↓車で10分ほどの所にある天然温泉「番屋の湯」
蛇口をひねって水が出ることが当たり前過ぎて水のありがたみを忘れていました。食器洗うのにどれだけ多くの水を使っていたのか…
薪ストーブの上に水を入れた寸胴鍋を常備しておき、食器を洗うときにシンクに運びタンクから水を入れてちょうどいい温度にし、コップですくって食器を洗っていく。
一回の食器洗いで寸胴鍋いっぱいのお湯が底を尽くんです!
なるべく水を使わないよう汚れが少ない食器から洗い、その食器を洗い終わったお湯を汚れた皿が受ける。ひどい汚れはキッチンペーパーで拭き取る。
ごはん茶碗にはラップをひいて、食べ終わったらラップを捨てる。
ウォーターサーバーを使って節水する。
↓以前一目惚れで買ったウォーターサーバー。今回使うことになるとは、、、
多分今回の水事件がなければ、これからも水があることがどれだけありがたいことなのかわからないままでいたかもしれません。
家のお風呂に入れることがどんなに気楽か(小さい子どもと温泉に入るのはなかなか大変)、蛇口から出るお湯で食器を洗うのがどんなに便利なことなのか、痛感しました。
今回事情を知り助けてくれた近所の友人N野ファミリー、速やかに見積もり、丁寧な工事をして下さったアミーケさん、職人のN川さんに心から感謝しています。
ありがとうございました!
引っ越しました!
4/1、4年間過ごしたアパートから引っ越しました。
5年前パン屋さんを辞め、農家さんを周り今の旦那さんとなる人と出会い、4年前に一緒に暮らし始め結婚し、優作が産まれ、幸助が産まれ…
そんな私たちの思い出が沢山詰まった場所から旅立ちました。
引っ越しには私たち含め大人6人、子ども1人の総勢7人で取りかかりました。残っていた物の箱詰め、2tトラック&友人たちの車3台で2往復の荷物移動、大掃除と何から何まで手伝って頂きました。
因みに優作と幸助はご近所の方が朝の6:45迎えに来てくれ、朝ごはんにとおにぎりも握ってくれました。
↓ご近所の方が作ってくれた鮭と筋子のおにぎり
↓お昼ご飯には手伝いに来てくれた友人が豚汁とおにぎり、荷物を作って持って来てくれました
しかも多めに作ってくださり夜ご飯、次の日の昼まで持ち越せ、引っ越しで疲れ切っていた上、荷物を片付けるので精一杯で料理が作れない状態だったので本当に助かりました。。。
朝の9:00から始まり完全に終わったのは夕方の5:00。
最後には厚田の地域おこし隊の方から望来豚使った豚まんの差し入れも頂き、人の温かさをビシバシと感じ、心もお腹も満たされる引っ越しなりました。
手伝ってくれた皆様、子守をしてくださった近所のKさん本当にありがとうございました!
朝から大勢の人が来て荷物がどんどんなくなり、最後にキャリーに入れられ知らない家に。
引っ越しで1番大変だったのはまんじゅかもしれない…。
はちみつギフトセット
昨日、半年ほど前から依頼を受けていた一周忌の引き出物として使って頂くことになったはちみつセットを納品してきました。
このお客様は飛ぶ鳥農場のはちみつをとても気に入ってくれていて「この方が大事な場で私たちのはちみつを使ってくれるのなら、それに応えれるような素敵なものにしたい」という強い想いがずっとありました。
今回の依頼を機にオリジナルの箱を注文、リーフレットの内容と紙質を一新、ラベルの台紙を和紙シールに変更、紙袋発注、ハンコを彫ったり…
↓鳶(トンビ)をイメージしたデザイン
自分たちをステップアップさせて下さったM様には本当に感謝してもしきれません。
ありがとうございました!
また今回はちみつの大量納品と引っ越し時期が重なり、大変そうにしてるのを知った近所のおばさん(知り合ったばかり!)が上の子を預かってくれ人の縁の大切さが改めて身に沁みました。
明日はとうとう4年間住んでいたアパートから新居へ引っ越しし、新生活が始まります!
とりあえず今日は徹夜で引っ越し準備。。。
徳島行って来ました!
3/16-23の一週間で旦那さんの故郷である徳島に行って来ましたー!
今回は双子の妹も加わって5人での旅行に。
就農すると鶏を飼い始めるため家族揃っての長期の旅行には行けなくなるので、今回の帰省が最後の家族旅行になるのではないかと思います。
徳島のじぃじとばぁばに幸助を初めて合わせてあげることが出来ました。
優作は着いて全く人見知りすることなく初日から最終日までパワフル全開。
幸助は最初の数日は人見知りしていましたが徐々に本領発揮。
旦那さんは幼馴染の結婚式に参列したり、毎晩友達が遊びにきたり、朝は思う存分遅くまで寝たり。
妹は阿波踊りのチャンピオンになったり。
私は旦那さんのお母さんと竹やぶに入って蔓を採取しカゴ編んだり。
それぞれが好きなことを思いっきり楽しんでいました。
↓長年の夢だったカゴ編み
↓私はプロになれるかもしれない…というくらいの完成度✌️
滞在中、旦那さんのお父さんお母さん、お姉さんにお姉さんの子供たち、お兄さんが優作と幸助と沢山遊んでくれたので本当にのんびり過ごせました。
阿波弁、暖かい気候、昔ながらの日本家屋が立ち並ぶ風景、柑橘のなる木、竹やぶ、どれも北海道とは違いすぎてこの一週間は夢だったのか?と思うくらい素敵な毎日でした。
最後バスターミナルで別れるとき、沢山伝えたいことはあったのですが、涙腺が崩壊しそうになり伝えたいことの1/10も伝えることなく徳島を後にしました。(北海道到着してからお礼の電話で伝えました)
4/1には新居へ完全引っ越し。その前に大量のはちみつ納品、新居の工事、引っ越し準備…目まぐるしい現実へと一気に引き戻され徳島ロスの真っ只中ですがしっかり目の前にあるやるべき事をやっていこうと思います。