飛ぶ鳥農場 diary

飛ぶ鳥農場で日々あったことを気ままに更新しています。

朝市?海水浴?それだけじゃないよ、望来は!

昨日は地区にある小学校の運動会に参加してきました!

何週間ぶりかの週末の好天気。

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全校生徒6人の小学校に沢山の地域の人たちが参加し、みんなで盛り上げる心温まる運動会でした。

駐在所のお巡りさんも参加したり小さな子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、みんなが楽しめるプログラムになってました。

ちびっこ競争、ちびっこ玉入れ、トンネル競争、綱引き、借り物競争、パン食い競争…

優作、幸助も少し参加させて頂きました。

競技の最中に「す・み・の!す・み・の!」と角野コールの中で走る場面もあったり。

 

 

お昼は近所のご家族のテントにお邪魔して超豪勢なお昼ご飯を頂きました。食べても食べてもなくならない大量のご馳走。まさに幸せのひととき。

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本当にご馳走さまでした。

 

私の住んでいる望来地区には意外とちびっこたちが多く、優作はお兄ちゃんお姉ちゃんに混ざって遊んでいました。最初は靴を履いていましたが気付けばいつも通りの裸足で走り回って自由人っぷりを発揮。

閉会式後餅まきがあり、初めは勢いに圧倒され固まっていましたがそのうち優作も頑張って拾い集めてました。

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子どもたちをこの学校に通わせることが出来たらよかったのですが、望来小学校は来年を最後に閉校することが決まっています。今回は開校120年の節目の年の運動会、120年の歴史がもうすぐ幕を閉じる学校の貴重な時間を共有できたのは嬉しかったです。

 

因みにこの日、着ようと思っていたオーバーオールが土まみれになっていたので諦めジーンズを履いたのですが、少し緩めで(いつもはベルト付けて着用)まさか自分がいろいろな競技に出たり優作を捕まえるために走り回ったりする事になるとは思ってなく。

走るときは常にずれ落ちないように片手で抑えるはめになり走る事に専念出来なかったのが悔しいです。

 

そして夕方からはお昼をご一緒したご近所さんのお宅で焼肉!

ちびっこたちだけでも総勢7人、とても賑やかで楽しい時間が過ぎました。

こちらのご家族は、私たちが望来に引っ越してきてから何度も農場に遊びに来てくれたり、魚や野菜苗などのおすそ分けをくださったりと気にかけてくださり、見ず知らずの土地で心細い思いをしていた私たちを温かく迎え入れてくれ感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

朝市に海水浴が有名ですが、それだけではない「人の温かさ」も沢山の人に感じて欲しいです。

とりあえず皆さん望来に来てください!

 

 

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↑家から車で2,3分のところ

 

 

 

 

 

 

 

私はナナカマド、私はナナカマド、私はナナカマド…

ハウスの設営で超絶忙しかった5月が終わり6月になりました。

飛ぶ鳥農場のハウスは、沢山の方の支えのなか建つことが出来ました。

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 建てるのを手伝ってくれた方々、道具を貸してくれた方々、子守をしてくれた方々。

石狩に来て4年(旦那さん6年)で出来た縁に支えられて完成しました。この縁の先にいる人たちのためにも頑張らなければ、改めて身の引き締まる思いでいます。

 

さてさて、FacebookにUPしたりしなかったりの新しく増えた農場の仲間を紹介します!

①トカラ山羊の「ユキちゃん」

とっても人懐っこく寂しがりやの3歳の女の子。のんびりと草刈り頑張っています。

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②200羽のヒヨコ一番隊の「岡崎おうはん」に続きやって来た「ボリスブラウン」のヒヨコ、約200羽。黄色くて柔らかくて可愛い声で、誰もが癒されること間違いなし。白っぽいのがオスになります。

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③番犬「オペラ」

養鶏をやる上で欠かせない存在、番犬。とっても優しい性格の5歳の男の子。可哀想なことにやって来た当日に山羊のユキちゃんから頭突きをくらい、その後丸一日一箇所から動かなくなってしまいました。徐々に慣れ、この間の夜に何らかの野生動物にしっかり吠えていました。期待してるよ、オペラ!

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鶏舎のハウスは夜には犬小屋でもあり山羊小屋でもあります。

朝起きて鶏舎に入り

「おはよ〜、オペラ」

「おはよ〜、ヒヨコ達」

「おはよ〜、ユキちゃん」

そして1番奥へ。

「おはよ〜、起きて、お父さん!」←

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ヒヨコをハウスに移してからかれこれ5日、旦那さんは鶏舎にテントを張って寝泊まりしてます。

ハウス周りに電柵も張ったのでテント生活に終止符は打たれるかな?

心配性なのでまだかな?

 

何やかんや5月は灰になりそうなくらい忙しかったですが、まだまだスタート地点なので灰になってる暇はありません。7回焼いても灰にならないナナカマドを見習って6月も燃え続けたいと思います!

ヒヨコやって来ました!

昨日新千歳空港へ旦那さんがヒヨコを受け取りに行きました。
貨物受け取りターミナルで待っていると奥の方から「。。。。ョピヨピヨピヨピヨピヨピヨ!」

一聞きで自分の荷物が来たとわかります。

 

今回導入したのは卵肉兼用種の純国産鶏「岡崎おうはん」200羽

ヒヨコといえば黄色をイメージすると思いますが、この子たちは真っ黒です。

 

↓家に着いて米ぬかと腐葉土で作った育雛床に移動

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↓大阪生まれの生後1日のヒヨコ

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今日で2日目、今のところ生存率100%!

この一週間を越えれば丈夫な体に成長するのでしっかり見守りたいです。

そしてビニールハウスの鶏舎が建つまでヒヨコたちは家の一室、土間になっている部屋で過ごします。

育雛床の米ぬかが発酵した匂いが只今家中に充満してるので、来客の皆様心構えしてお入りくださいね。。。

 

↓今日やって来たビニールハウスの資材

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↓ハウス設営場所

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明日から雨のようなので晴れ次第設営開始です。

雛が大きくなって育雛床が手狭になる前に建て切らなければ…

お手伝いさん、子守さん大募集してます!

 

 

家の裏山を歩くのが毎日の日課。足腰鍛えてはやく手伝いよろしく頼むよ

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気づけば一ヶ月が経ちました。

世の中はゴールデンウィーク真っ只中!

今日は暑いくらいでしたね。

飛ぶ鳥農場では鯉のぼりが木の間を泳いでいます。

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私たちが望来に引っ越して来てから1ヶ月が経ちました。

 

 水が通っていない、(←大変

ガスが通っていない、(←大変

ネットが通っていない、(←最高!

 

不便でしたが最高の一ヶ月でした。

私にとって一番良かったのがネット環境が整っていなかった事です。

産後、家から出れない事が多く孤立した気分になりFacebookなどに繋がりを求めていました。

iPadを開いてFacebookのボタンを押せばみんなが何をしてるかすぐにわかる、遠くにいても「いいね」を押してコメントするとその人の世界に私の居場所が出来た気がして安心してたのだと思います。

もちろんみんなと繋がれた事で沢山救われてました。

情報発信の面でもなくてはならなくなってます。

 

ただ私は度が越してしまったのか、常に他人が何をしてるか気になる。

朝起きたらまずFacebookを開く、ちょっと空いた時間があったら見る。

子供を見ながらiPadを見てる。

 

囚われてる気がするのに抜け出せない、という自己嫌悪が常にありました。

 

それがこの一ヶ月は物理的にネットから切り離され、今目の前にいる家族と生きることだけに全てを注ぐ事が出来ました。

本当に、本当に最高でした。

 仕事上ネットが通っていないのは支障をきたす為5月中には開通させますが、この一ヶ月で感じたことを胸にとめて上手に付き合っていきたいです。

 

話は変わり、飛ぶ鳥農場にとうとうトラクターがやって来ました! 

就農前の3年間、旦那さんは資金集めのために酪農ヘルパーをしていました。その関係で離農した酪農家さんから安く譲って頂きました。

また他の酪農家さんが同じ型のトラクターを持っており、「ついでに整備しておくよ」と言ってくださりその上トラックに積んで農場まで運んで頂きました。

そしてまたまた別の酪農家さんから使ってないロータリー頂けることになり、トラックにロータリーを積んで持って来てくれました。

 

この一ヶ月は本当に人の縁のありがたさが身に染みます。 

 

↓ようこそ飛ぶ鳥農場へ

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↓ロータリー下ろし中

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トラクターがやって来て本格的に飛ぶ鳥農場始動です!

ゴールデンウィーク明けには鶏舎となるビニールハウスの設営が始まり、ひよこももうすぐやって来ます。

 

↓温かくなり蜂たちも準備万端です

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今年も蜂たちが健康で、美味しいはちみつが採れますように。

 

 

 

 

 

 

未知との遭遇

先日お世話になっていた農家さんから就農&引っ越し祝いに鶏を一羽頂きました。

名前は「とりきち」

現役部隊として活躍していた子なので毎日卵を産んでくれます。

 

↓庭で虫を探してるとりきち

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↓沢で水飲み

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↓とりきちの後をウロウロ

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↓とりきち卵

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1日2,3時間外に放し自然の中でイキイキと過ごしています。

毎日新鮮な卵を産み、優作のいい遊び相手にもなってくれ、鶏が一羽来ただけでこんなにも生活が豊かになるなんてと驚きです。

 

飛ぶ鳥農場にヒヨコがやってくるのは5月の上旬、卵を産み始めるのは半年後の11月半ばあたり。

とりきち、まだまだ現役でよろしく!

 

↓衝撃ショット(笑)

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引っ越しが終わってようやく落ち着いた〜〜と思った頃に玄関で鶏と遭遇。

見事なへっぴり腰です。

 

いつになったらまんじゅに安息の時間が訪れるのか…?

 

 

 

引っ越して10日目

色々な事情が重なり、引っ越ししてから10日間水が出ない生活を送っていました。

引っ越しの日にアパートから20ℓのポリタンク4個、焼酎の4ℓペットボトル8本に水を汲んでそれで煮炊き、お風呂は近所の温泉に2日に一回、洗濯はコインランドリー行ったり近所に住む友人が洗ってくれたり。。。

 

↓車で10分ほどの所にある天然温泉「番屋の湯」

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蛇口をひねって水が出ることが当たり前過ぎて水のありがたみを忘れていました。食器洗うのにどれだけ多くの水を使っていたのか…

薪ストーブの上に水を入れた寸胴鍋を常備しておき、食器を洗うときにシンクに運びタンクから水を入れてちょうどいい温度にし、コップですくって食器を洗っていく。

一回の食器洗いで寸胴鍋いっぱいのお湯が底を尽くんです!

なるべく水を使わないよう汚れが少ない食器から洗い、その食器を洗い終わったお湯を汚れた皿が受ける。ひどい汚れはキッチンペーパーで拭き取る。

ごはん茶碗にはラップをひいて、食べ終わったらラップを捨てる。

ウォーターサーバーを使って節水する。

 

↓以前一目惚れで買ったウォーターサーバー。今回使うことになるとは、、、

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多分今回の水事件がなければ、これからも水があることがどれだけありがたいことなのかわからないままでいたかもしれません。

家のお風呂に入れることがどんなに気楽か(小さい子どもと温泉に入るのはなかなか大変)、蛇口から出るお湯で食器を洗うのがどんなに便利なことなのか、痛感しました。

 

 

今回事情を知り助けてくれた近所の友人N野ファミリー、速やかに見積もり、丁寧な工事をして下さったアミーケさん、職人のN川さんに心から感謝しています。

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引っ越しました!

4/1、4年間過ごしたアパートから引っ越しました。

 

5年前パン屋さんを辞め、農家さんを周り今の旦那さんとなる人と出会い、4年前に一緒に暮らし始め結婚し、優作が産まれ、幸助が産まれ…

そんな私たちの思い出が沢山詰まった場所から旅立ちました。

 

引っ越しには私たち含め大人6人、子ども1人の総勢7人で取りかかりました。残っていた物の箱詰め、2tトラック&友人たちの車3台で2往復の荷物移動、大掃除と何から何まで手伝って頂きました。

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因みに優作と幸助はご近所の方が朝の6:45迎えに来てくれ、朝ごはんにとおにぎりも握ってくれました。

↓ご近所の方が作ってくれた鮭と筋子のおにぎり

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↓お昼ご飯には手伝いに来てくれた友人が豚汁とおにぎり、荷物を作って持って来てくれました

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しかも多めに作ってくださり夜ご飯、次の日の昼まで持ち越せ、引っ越しで疲れ切っていた上、荷物を片付けるので精一杯で料理が作れない状態だったので本当に助かりました。。。

 

朝の9:00から始まり完全に終わったのは夕方の5:00。

最後には厚田の地域おこし隊の方から望来豚使った豚まんの差し入れも頂き、人の温かさをビシバシと感じ、心もお腹も満たされる引っ越しなりました。

手伝ってくれた皆様、子守をしてくださった近所のKさん本当にありがとうございました!

 

 

 

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朝から大勢の人が来て荷物がどんどんなくなり、最後にキャリーに入れられ知らない家に。

引っ越しで1番大変だったのはまんじゅかもしれない…。