北海道の短い夏の終わりを感じる今日この頃。
8月突入!新しい月になる度に、毎日がなんて早く過ぎていってるんだろうと思わされます。
7月を振り返れば石鹸作りのワークショップをしたり子どもが2人揃って手足口病にかかったり、加工場に使うシンクや作業台をGETしたり加工場となる部屋の床が完成したり、、、
あげていくとキリがないので、月末に東京の銀座であったはちみつフェスタを振り返りたいと思います。
去年から蜂仲間のお誘いを頂き、国産はちみつを多くの人に届けたいという思いから発足した「All Japan Honey 」の一員として参加させてもらいました。
去年も一員としてフェスタに参加したかったのですが、次男の予定日が近く断念。
はちみつのみの出展となりました。(結局予定日より早まりフェスタ2日目の7/30に誕生!)
普段から養蜂で困ったことなどがあったらチームで相談したりしていたのですが、お会いするのはほとんどの方が今回が初めて…
緊張の中、人生初の銀座へ向かいました。
成田空港に着いてまず感じたのが「湿度」
北海道では考えられないようなムワッと感が…
今住んでるところの魅力は外に出ないと気がつかないものですね。
ポケットWi-Fiを持っていってたのでそれを使いながらすんなり銀座に到着!
会場ではすでに準備が完了していました。
SNS上で見る写真でしか皆さんをイメージすることがなかったので直にお会いできたのが嬉しかったです。
みんなでパシャり📸
普段はバラバラの瓶で販売してますが、年に一度のフェスタだけ統一してみんなで出店!
今回はミード酒も販売してました。
もともとお酒は飲む方でなく、妊娠と授乳などが続きお酒を口にするの本当に久しぶりでしたが、その久しぶりがこのミード酒で良かったぁ、と思えるような美味しさでした❗️
今回はフェスタ迄にはちみつの糖度が上がりきらず、商品として持って行くのは諦めていたのですが、仲間からせっかくなのでお客さんに糖度が上がりきる前のはちみつを食べてもらってはどうか?と提案を頂き少し採蜜して10瓶ほど持って行きました。
試食のさいに説明し食べてもらうと食べた人たちがフルーティー味わい、花の香りに驚き、中には買いたいと言って下さる方も…
結局持って行った10瓶はみんな無事嫁いでいきました。
フェスタに来る方々ははちみつ好きな方が多いので、普段は食べることの出来ない「レアなはちみつ」として楽しんでくれました。
私自身もそんなお客さんの反応を見るのが楽しかったです。
来年は銀座に赴くのは難しいかもしれないですが、また是非フェスタに参加したいです。
フェスタの他に東京の思い出で是非とも書き残しておきたいのが、人生初の「ゲストハウス」に滞在したことです。
今回フェスタに行くことを決めてからすぐに飛行機のチケット、滞在場所探しをしました。
1人でどこか行くならバックパッカーのホテルに泊まってみたいとずっと心の中にあったので、銀座近くにゲストハウスで検索。
見つかったのが浅草にある「レトロバックパッカー」
門限が22:00迄で、フェスタ仲間との懇親会の後十分間に合う時間に駅に到着し、ポケットWi-Fiの充電が切れてしまったので写真に収めてた地図を見ながらホテルへ。
見事に道に迷いました。
本当に見事に…
見慣れない街並、暗くて目印が見つからない、人が全然いないの三拍子。
いかにも地元の人、という感じの人を探し声をかけさまよい走り回りました。
駅から徒歩9分で着くはずなのに20分近く走り回っても到着出来ず、門限5分前にホテルに電話し「今近くにいるのは確かなのですが迷子になりました!」と連絡。
最後は道路工事の作業員さんがスマホのナビで検索してくれ、5分遅れで到着。
ただでさえ蒸し暑いのに30分走り回って汗だくに!
女性用ドミトリーで予約しており、他のお客さんは就寝していたので音をたてないよう細心の注意を払って2段ベッドの2階へ…
その後シャワーを浴びて爆睡しました。
↑街並に溶け込んでいる(溶け込み過ぎ⁉︎)ホテル
↑他のゲストと交流する場所
↑受付カウンター
↑自由に使って良いキッチン
翌日、早くにホテルを出たので他のゲストさんとの交流はなかったですが次フェスタ参加する際も是非泊まりたいです。
次は迷わずにたどり着けます✌️
そんなこんなで一泊二日の東京が終わり羽を伸ばさせてもらいました。
出発前から具合の悪かった長男は病院に行った結果RSウイルスにかかっており、その後次男にも移り看病で1週間があっという間に過ぎていきましたが、今は2人とも復活!
次男の幸助も無事一歳の誕生日を迎え、1人で立つのが上手になりました。
大きな病気、怪我なくすくすく育ちますように。。。
毎日子どもたちの世話に追われて思うようにいかないこともありますが、今しか過ごせない子どもたちとの日々をしっかり楽しみたいと思います。
夜が来れば秋を感じるこの頃。
8月はどんな一ヶ月になるかなぁ〜
下を向ぅいて歩こ〜ぉおう♬(海では)
家から車で2分ほどの所にある海水浴場には朝一に行くとシーグラスというのが落ちています。(日中になると拾われてなくなります)
シーグラスは割れたガラスや瓶などが海の中で長い年月をかけて砂に削られ、表面がサラサラとしたガラスのカケラのことです。
海にお散歩へ行く度に集めていたのですが、先日ネットで素敵なアクセサリーになるのを発見。
今日パン屋さん時代のバイトちゃんが農場に来たのを機にみんなで作ってみました。(暑い中遠路はるばるありがとう!)
ワイヤーを使って…ジャジャーン!
素敵✨(自画自賛)
ネックレスにも出来ますし金具があればイヤリングに変身します!
久しぶりに何か作ることに熱中しました。
もっともっといっぱい拾ってもっともっといっぱい作るぞ〜!
因みにチビちゃんズはお庭でプール遊び
↓
ビニールプール、猛暑の必須アイテムです。
農場の最近のいろいろ。
6月に飛ぶ鳥農場、今期初マルシェがありました!
札幌駅の裏手にオープンしたゲストハウス「Ten to Ten sapporo station」の中庭でのマルシェ。
そこで「春の蜜」がデビュー!あいにくの雨でしたがお客さん、出店者の方とじっくり話しが出来、とても実りのある一日となりました。
早々と春の蜜が完売してしまい2日、9日は出店出来ませんが7/16に行われるマルシェに「夏の蜜」を持って参加予定です。
寒かった6月が終わり、7月に入り気温も上がり野菜たちがぐんぐん成長しています。
家の目の前の畑ではズッキーニ、とうきび、きゅうり、トマト、大豆、大根、カブ、ラディッシュ、エンドウ、じゃが芋、人参、小松菜、ピーマン、ししとう、鷹の爪、バジル、青じそが植わさってます。
↓ ズッキーニ大好きなので大きくなっていく様子を見てワクワク。1番楽しみにしている野菜です。
↓頂き物の苗、最近実がつき始めて大玉だったんだとびっくり
↓葉っぱも美味しそう
ちなみに昨日畑での初収穫がありました。こちらの小松菜!
ちょっと穴あきが多いですがチャーハンの具材となって美味しく頂きました。
自分の育てたものは格別です。
カブもそろそろ採り頃、浅漬け、スープ、煮物、ガーリックソテー(おっと、ヨダレが・・・)
農場では自分たちで食べるもの以外のものも育てています。
鶏用のヒマワリとポップコーンです
私の蒔いたヒマワリ、うねうね、ときには二股に…(汗)
そして一箇所から7本くらい芽が出てるので間引くのが大変そう〜
ヒマワリの種は高脂質なので冬の間の餌に混ぜ身体をしっかり温め、厳しい冬を乗り越えてもらいます。
また鶏が卵を産むのに必要な動物性タンパク質として「佐藤水産の鮭醤油」を製造する際に出る「鮭醤油カス」をあげるのですが、これが高塩分なのです。(一般的な養鶏で与えられる魚粉だと卵に生臭い匂いが写ってしまうのですが、鮭醤油カスではそれが起こらなく最高に良いのです)
そこでヒマワリの種!ヒマワリの種には余分な塩分を体外に排出する作用があるので鶏の健康維持にも期待してます。
そしてポップコーン、夏の間は草刈りした草をあげれば黄身に程よく色が付きますが、冬は草がないのでその代わりにポップコーンを餌に混ぜて黄身が白くなりすぎないように調整します。
そして噂の鶏さんたちの現在の様子
ハウスの中でしっかり小屋に入ってます、と言いたいところですが黄色のヒヨコだったボリスブラウンたちは隙をみて脱走します。
黒いヒヨコだった岡崎おうはんは脱走が全くなかったので性格の違いなのかしら…
と言いつつ、網を飛び越え時々お隣にお邪魔する岡崎っ子も。
ボリスたち大騒ぎでした。
鶏舎いろいろ手直しが必要だね、お父さん。
7月も忙しくなりそうですが、週に一度はブログ更新すること目標にやっていこうと思います!
それではまた来週〜(←自分へのプレッシャー)
朝市?海水浴?それだけじゃないよ、望来は!
昨日は地区にある小学校の運動会に参加してきました!
何週間ぶりかの週末の好天気。
全校生徒6人の小学校に沢山の地域の人たちが参加し、みんなで盛り上げる心温まる運動会でした。
駐在所のお巡りさんも参加したり小さな子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、みんなが楽しめるプログラムになってました。
ちびっこ競争、ちびっこ玉入れ、トンネル競争、綱引き、借り物競争、パン食い競争…
優作、幸助も少し参加させて頂きました。
競技の最中に「す・み・の!す・み・の!」と角野コールの中で走る場面もあったり。
お昼は近所のご家族のテントにお邪魔して超豪勢なお昼ご飯を頂きました。食べても食べてもなくならない大量のご馳走。まさに幸せのひととき。
本当にご馳走さまでした。
私の住んでいる望来地区には意外とちびっこたちが多く、優作はお兄ちゃんお姉ちゃんに混ざって遊んでいました。最初は靴を履いていましたが気付けばいつも通りの裸足で走り回って自由人っぷりを発揮。
閉会式後餅まきがあり、初めは勢いに圧倒され固まっていましたがそのうち優作も頑張って拾い集めてました。
子どもたちをこの学校に通わせることが出来たらよかったのですが、望来小学校は来年を最後に閉校することが決まっています。今回は開校120年の節目の年の運動会、120年の歴史がもうすぐ幕を閉じる学校の貴重な時間を共有できたのは嬉しかったです。
因みにこの日、着ようと思っていたオーバーオールが土まみれになっていたので諦めジーンズを履いたのですが、少し緩めで(いつもはベルト付けて着用)まさか自分がいろいろな競技に出たり優作を捕まえるために走り回ったりする事になるとは思ってなく。
走るときは常にずれ落ちないように片手で抑えるはめになり走る事に専念出来なかったのが悔しいです。
そして夕方からはお昼をご一緒したご近所さんのお宅で焼肉!
ちびっこたちだけでも総勢7人、とても賑やかで楽しい時間が過ぎました。
こちらのご家族は、私たちが望来に引っ越してきてから何度も農場に遊びに来てくれたり、魚や野菜苗などのおすそ分けをくださったりと気にかけてくださり、見ず知らずの土地で心細い思いをしていた私たちを温かく迎え入れてくれ感謝の気持ちでいっぱいです。
朝市に海水浴が有名ですが、それだけではない「人の温かさ」も沢山の人に感じて欲しいです。
とりあえず皆さん望来に来てください!
↑家から車で2,3分のところ
私はナナカマド、私はナナカマド、私はナナカマド…
ハウスの設営で超絶忙しかった5月が終わり6月になりました。
飛ぶ鳥農場のハウスは、沢山の方の支えのなか建つことが出来ました。
建てるのを手伝ってくれた方々、道具を貸してくれた方々、子守をしてくれた方々。
石狩に来て4年(旦那さん6年)で出来た縁に支えられて完成しました。この縁の先にいる人たちのためにも頑張らなければ、改めて身の引き締まる思いでいます。
さてさて、FacebookにUPしたりしなかったりの新しく増えた農場の仲間を紹介します!
①トカラ山羊の「ユキちゃん」
とっても人懐っこく寂しがりやの3歳の女の子。のんびりと草刈り頑張っています。
②200羽のヒヨコ一番隊の「岡崎おうはん」に続きやって来た「ボリスブラウン」のヒヨコ、約200羽。黄色くて柔らかくて可愛い声で、誰もが癒されること間違いなし。白っぽいのがオスになります。
③番犬「オペラ」
養鶏をやる上で欠かせない存在、番犬。とっても優しい性格の5歳の男の子。可哀想なことにやって来た当日に山羊のユキちゃんから頭突きをくらい、その後丸一日一箇所から動かなくなってしまいました。徐々に慣れ、この間の夜に何らかの野生動物にしっかり吠えていました。期待してるよ、オペラ!
鶏舎のハウスは夜には犬小屋でもあり山羊小屋でもあります。
朝起きて鶏舎に入り
「おはよ〜、オペラ」
「おはよ〜、ヒヨコ達」
「おはよ〜、ユキちゃん」
そして1番奥へ。
「おはよ〜、起きて、お父さん!」←
ヒヨコをハウスに移してからかれこれ5日、旦那さんは鶏舎にテントを張って寝泊まりしてます。
ハウス周りに電柵も張ったのでテント生活に終止符は打たれるかな?
心配性なのでまだかな?
何やかんや5月は灰になりそうなくらい忙しかったですが、まだまだスタート地点なので灰になってる暇はありません。7回焼いても灰にならないナナカマドを見習って6月も燃え続けたいと思います!
ヒヨコやって来ました!
昨日新千歳空港へ旦那さんがヒヨコを受け取りに行きました。
貨物受け取りターミナルで待っていると奥の方から「。。。。ョピヨピヨピヨピヨピヨピヨ!」
一聞きで自分の荷物が来たとわかります。
今回導入したのは卵肉兼用種の純国産鶏「岡崎おうはん」200羽
ヒヨコといえば黄色をイメージすると思いますが、この子たちは真っ黒です。
↓家に着いて米ぬかと腐葉土で作った育雛床に移動
↓大阪生まれの生後1日のヒヨコ
今日で2日目、今のところ生存率100%!
この一週間を越えれば丈夫な体に成長するのでしっかり見守りたいです。
そしてビニールハウスの鶏舎が建つまでヒヨコたちは家の一室、土間になっている部屋で過ごします。
育雛床の米ぬかが発酵した匂いが只今家中に充満してるので、来客の皆様心構えしてお入りくださいね。。。
↓今日やって来たビニールハウスの資材
↓ハウス設営場所
明日から雨のようなので晴れ次第設営開始です。
雛が大きくなって育雛床が手狭になる前に建て切らなければ…
お手伝いさん、子守さん大募集してます!
家の裏山を歩くのが毎日の日課。足腰鍛えてはやく手伝いよろしく頼むよ
気づけば一ヶ月が経ちました。
世の中はゴールデンウィーク真っ只中!
今日は暑いくらいでしたね。
飛ぶ鳥農場では鯉のぼりが木の間を泳いでいます。
私たちが望来に引っ越して来てから1ヶ月が経ちました。
水が通っていない、(←大変
ガスが通っていない、(←大変
ネットが通っていない、(←最高!
不便でしたが最高の一ヶ月でした。
私にとって一番良かったのがネット環境が整っていなかった事です。
産後、家から出れない事が多く孤立した気分になりFacebookなどに繋がりを求めていました。
iPadを開いてFacebookのボタンを押せばみんなが何をしてるかすぐにわかる、遠くにいても「いいね」を押してコメントするとその人の世界に私の居場所が出来た気がして安心してたのだと思います。
もちろんみんなと繋がれた事で沢山救われてました。
情報発信の面でもなくてはならなくなってます。
ただ私は度が越してしまったのか、常に他人が何をしてるか気になる。
朝起きたらまずFacebookを開く、ちょっと空いた時間があったら見る。
子供を見ながらiPadを見てる。
囚われてる気がするのに抜け出せない、という自己嫌悪が常にありました。
それがこの一ヶ月は物理的にネットから切り離され、今目の前にいる家族と生きることだけに全てを注ぐ事が出来ました。
本当に、本当に最高でした。
仕事上ネットが通っていないのは支障をきたす為5月中には開通させますが、この一ヶ月で感じたことを胸にとめて上手に付き合っていきたいです。
話は変わり、飛ぶ鳥農場にとうとうトラクターがやって来ました!
就農前の3年間、旦那さんは資金集めのために酪農ヘルパーをしていました。その関係で離農した酪農家さんから安く譲って頂きました。
また他の酪農家さんが同じ型のトラクターを持っており、「ついでに整備しておくよ」と言ってくださりその上トラックに積んで農場まで運んで頂きました。
そしてまたまた別の酪農家さんから使ってないロータリー頂けることになり、トラックにロータリーを積んで持って来てくれました。
この一ヶ月は本当に人の縁のありがたさが身に染みます。
↓ようこそ飛ぶ鳥農場へ
↓ロータリー下ろし中
トラクターがやって来て本格的に飛ぶ鳥農場始動です!
ゴールデンウィーク明けには鶏舎となるビニールハウスの設営が始まり、ひよこももうすぐやって来ます。
↓温かくなり蜂たちも準備万端です
今年も蜂たちが健康で、美味しいはちみつが採れますように。