わくわくする店作り
ご無沙汰しております。飛ぶ鳥農場です。
厳しい寒さも気づけば終わりに近づき、
飛ぶ鳥農場にも確実に春の足音が聞こえています。
さて、今週2/20から札幌大通り地下歩行空間で開催されるクラシェ「地麦を愉しむ」に
飛ぶ鳥農場も出店させて頂きます。
2/21、23、25の三日間です!
冬に入ってから少しですが、札幌のマルシェに参加させていただきました。
昨年12月の大丸「キキヨコチョ」、今月上旬にあったビッセ「めぐり市」、
そして今回がシーズン前の最後となります。
ご近所のハーブ栽培をされているhilltop herbs さんの
ハーブティーやハーブミックスなども並びます。
飛ぶ鳥農場は、卵、シフォンの他に
めぐり市で好評だったコラボ商品、レモングラスを使ったクッキー
はちみつに良く合う卵をたっぷり使ったスコーンも作りますよ〜
どうぞお楽しみに🎶
大丸やビッセの時は初日と最終日だけだったり、
全日行けなく友人に委託したりしていましたが
今回のチカホでは全日程、子どもの体調が悪かならない限り(なりませんように〜)最後まで店頭にいます!
農業に従事する前、パン屋さんの販売で働いていたのですが
最後2年くらいはフェアが始まる前にPOPの準備も良くしていました。
商品ももちろんですが、
来て見てお客さんがワクワクするような、
そんな事を心がけていました。
今回のマルシェでは、お客さんたちにワクワクしてもらえるような店頭にしようと思っていますので
そこもどうぞ楽しみにしていてください!
農場の日常が垣間見れるスクラップbook作りましたので
是非、是非手にとってご覧ください✨
既読にならないメッセージ
昨年末の12月23日、旭川の父が癌で他界しました。
64歳でした。
父は根っからの仕事人間で
早期退職した後も相談役として働いたり
復興支援事業の手伝いに岩手に行ったり
私たちが就農してから父は栗山の方で仕事があれば
ほんの少しの時間でも顔出しに来てくれました。
石狩に来たときは亮太さんとタバコを吸いながらお散歩してお話ししたり
お庭でゆっくりお茶を飲んだり
イオンで一緒にお買い物して夜ご飯作ってくれたり
子どもに絵本読んでくれたり
ときには食材だけ沢山買ってきて玄関に置いて帰ったり
この2年は本当によく遊びにきてくれていました。
お母さんとお父さんと一緒に子供たち連れて温泉で宿泊したりもしました。
父が私に直接病気に話をする事はほとんどなく
お母さんや亮太さんから遠回しに聞く、という感じでした。
12月のあたまに母からお父さんの体調がかなり悪いと連絡を受け、
旭川に妹と子どもたちと何度か会いに行ってました。
12/9、会いに行ったその日に長男の泰平くんも飛行機で帰ってきました。
お父さんもお母さんもとても喜んでました。
お父さんは何度も何度も「泰平に会えて良かった」と言ってました。
次男の寛くんはその前の週に会いに来てクリスマスツリーを飾ってくれたそうです。
↑実家では毎年背丈より高いクリスマスツリーを出してます
次の週に会いに行ったとき肝臓の調子が悪くなったため入院することになり、
病院に会いにいきました。
その日が私が父に会った最期に日になってしまいました。
12/21に母から1月いっぱいまで持たないかもしれないと聞き、
すぐに電話したらよかったのですが薬が効いて寝てるかもしれないと考え
メッセージだったらお父さんの都合でiPhone開けば見れる、と思い
12/22に子供たちに渡すクリスマスプレゼントの隠してあるところを写真に撮り
メッセンジャーで送りました。
このメッセージは既読になることはなく
次に日の夕方に息を引き取りました。
時々思い出すとぐっと寂しい気持ちになります。
今振り返ればもっと会えば良かった、
話せばよかったと後悔が尽きないです。
石河家にとってクリスマスは一大イベントで、
祝わなかったらお父さんも悲しみと思い12/24はしっかりクリスマスのご馳走を作り、
お正月もしっかりおせちを準備しました。
↑サンタさんがおやつを子供たちにくれました。帰る前にはお線香もあげてくれました。
↑子供たちが寝た後にセッティング🎁
↑小さなお皿に盛ってお供えしました
正月が開けてしばらくした後石狩に戻りました。
「きっとお母さんが寂しくないようにクリスマス前に逝ったんだね。そうしたら一周忌の後のクリスマスはみんないるから」と亮太さんが言いました。
お父さんに改めて「ありがとう」と伝えたくなりました。
かまくら作り
2019年最初のブログです。今年もよろしくお願いします。
先日は天気も良く子供たちとかまくらを作りました。
北海道に住み始め気がつけば12年。初めてかまくらを作りました。
男四人の初共同作業でみんなジャンパーを着て手袋もはいて意気揚々とかまくら作り・・・のはずが。
開始早々、三男(純平)が寒くて泣き始め母に連れられ自宅へ無念の戦線離脱。
それから10分後、次男(幸助)がなぜが手袋を脱ぎ、手は雪まみれ。
あまりの冷たさに泣き始めここで戦線離脱。
長男(優作)は頑張ってくれましたがしばらくして喉が渇いたと言い始め、自宅に戻りましたがいくら待っても帰って来ず。
結局一人で寂しくかまくら作りました。
その後は、子供たちとかまくらでラーメンを食べました。
自分の思い描いていたかまくら作りとは全く違いましたが、子供たちが喜んでくれたのでそれはそれで良しとします。
お命頂戴します。
今日は産卵が落ちてきた鶏を屠殺、解体します。
新規就農した一年目の生後1日から大切に育ててきた鶏です。
一年目は沢山失敗しながら、この子達に勉強さしてもらいました。感謝しかないです。
今まで幸せに暮らせてあげれたかな?そんな事を屠殺の前に思います。
暴風雪警報が出ていますが今のところ快晴です。
三羽ぐらい出来そうです。
人それぞれ屠殺の方法はありますが、体に血を残さないように頸の静脈だけを切って血を抜きます。
神経や気管まで切ると鶏が苦しくて暴れ回ります。そうならないように、いつも心掛けています。
お肉になりました。
ニワトリの呼吸は息を吸いながら、同時に息を吐くみたいです。
なんか出来そうで自分もやってみますが、全然出来ません。笑
この特殊な呼吸法が出来るのは、鳥と恐竜だけみたいですよ。
どうりで恐竜みたいな足してるんですね。
話がそれてしまいましたが、当たり前にそこらで売っている肉。
飼育→屠殺→解体→食す これ経験すると当たり前じゃなくなります。
あなたが肉を食べるなら体験するべきです。と僕は思います。
飛ぶ鳥農場では、屠殺→解体の体験が出来るのでもし体験したい方いればご連絡ください。
時期や冬の天候次第で、出来ないこともあるのでご了承お願いします。
スランプ乗り越えてのキキヨコチョ
12月とは思えない雪の量の北海道です。
さて、12/1〜12/4札幌大丸の3階のキキヨコチョで開かれた「Kikiパン」に卵とシフォンケーキを持って参加させていただきました。
今回の出店は石狩で自家焙煎を行い札幌近郊の催事などで販売をしている
コーヒー豆屋さんの「みちみち種や」さんの紹介で実現!
この独特なイラスト
そして2人に一度でも出会ったら忘れることできない
そんなインパクトのあるお2人です。
キキヨコチョに行ったことがなかったので、どれくらい人が来るところなのか?
どれくらい売れるのか⁇
全くわからないまま、準備を進めていました。
↓プライス立て
↓タグ
↓農場のリーフレット
この他にもショップカード作り、名刺作り、ラベルカット、プライス作り、ディスプレイ用の写真印刷、フォトブック製作、、、
マルシェ前日は子どもたちが保育園に行ってから5回ほどオーブンにシフォンを入れました。
これは過去最高記録です!
そして子どもたちが寝てからひたすらカットして袋詰め
今回飛ぶ鳥農場で出したのは「海の街たまご」と「海の街シフォン」
実はと言うと、
シフォンが少しの間スランプに陥っていました。
シフォンを作る際に卵黄生地とメレンゲに分けて作り最後に合わせるのですが、
卵黄生地に小麦粉を入れて混ぜるときにダマにならないようしっかりと混ぜてしまい、
卵の風味がなくなる
それを防ごうとゆっくり丁寧に混ぜ合わせるとダマが出来てしまう
かなり煮詰まっていました。
そこで調べに調べ、
ようやく自分の目指す作り方に出会い実践してみたところ
今まで悩んだのは何んだったのだろう!というくらい
自分の求めていたシフォンケーキになりました。
春先からずっと焼いてきていますが、
味も仕上がりも
今が自分の中でベストなのです!
そんなこんなで迎えたキキヨコチョ
マルシェでのことはまた次に〜
コープのご近所野菜
石狩の街の方は快晴で雪もありませんが、望来は雪が降っています。
冬の厚田の気候は街の方とは違い荒れ狂ってる日が多くなります。
日本海から吹き抜けてくる風雪のすごい事。アラスカに住んでると思うようにしています。
毎週日曜日と木曜日(天候次第で変更あり)はコープのご近所野菜コーナーに海の街たまごを出荷する日です。
店頭に並ぶのは出荷日の翌朝からになります。
石狩店、にしの店、ソシア店、二十四軒店、美園店、あいの里店、北広島店、西岡店、ルーシー店、江別店、岩見沢東・南店、平岡店、野幌店、藤野店、西宮の沢店、ほんどおり店、とんでん店に並んでます。(売り切れの場合もございますのでご了承下さい)
数ある平飼い有精卵がある中で、海の街たまごを選んで下さるお客様のおかげで少しずつ店舗数も増えてきました。いつも有難うございます。
厳しい冬にも負けず家族で美味しいたまごを生産していきます!
かぼちゃの越冬完了
今日も暖かく仕事が進みます。
明日はかなり温度が上がるみたいで、11月下旬とは思えないような北海道です。
今日はご近所さんの農家さんから頂いた、はねかぼちゃをコンテナに入れる作業です。
全て鶏の冬の餌になります。黄身の色はかぼちゃ色です。
2人でやれば早いです。
その後は裏山にキクラゲ?が生えてると妻に教えられ一緒に探しにいきました。
これキクラゲですよね?
美味しそうなんですが、かなりの 心配性 (しかも保守的!)なので誰かに確認して食べてみたいと思います。