未体験の地震、停電…次々やって来ました
飛ぶ鳥農場のある石狩は震度5の揺れに見舞われました。
当時はみんなぐっすり寝ていましたが、
最初の強い揺れで大人2人が飛び起きました。
いつもつけている電気が消え真っ暗の世界
とりあえず子どもを守らなければと手探りで探すも
子どもは寝ながら移動しているので全く場所が分からず
何とか3人のうち2人の足と身体に触れ、
掴み覆いかぶさってました。(暗かった&プチパニックで誰か覚えてもいないですが、、、)
心の中で「残るもう1人、無事でいて!」と思うしかできませんでした。
「子どもを守れないかもしれない」
その考えが過った瞬間が一番怖かったです。
お父さんは卵磨きをして、そのまま隣の居間で寝てしまっていて、
暗闇の中でお互いに声をかけて無事を確認し、
すぐに懐中電灯を点けました。
↑
暗くてよく見えませんが卵が散乱してます。
地震の揺れの影響でなく、暗い中お父さんが引っかかってしまったためです
この辺りで優作はただならぬ雰囲気に起きましたが、幸助と純平はぐっすり
最近子どもと夏の夜を楽しむために100円ショップで買い足していたので、
家にヘッドライトを含め5つの懐中電灯があり、
私たちはラジオ生活でいつもNHKを聞いていたのですぐに状況も把握出来ました。
非常持ち出し袋などは用意してなかったので
もし避難するとき持ち出す最低限の荷物を玄関に。
私が選んだのはオムツとおしりふき
お父さんは通帳、印鑑
しばらくラジオ聞いて落ち着いて来た頃にもう一度就寝
そして朝方6時過ぎ再び大きめの地震
朝方に何件か無事の連絡をとった後
夫婦揃って携帯の充電が切れ、
のちにご近所の発電機がある農家さんで充電させてもらいましたが圏外
iPadの充電はありましたが、Wi-Fiは電気がないので繋がらず、、、
結局丸2日外部と連絡が取れなくなく
LINEがいつまでも既読にならないのを心配して
軍手を履いて直接家の方に尋ねて来てくれる人もいました。(倒壊している!と思ったそうです)
↑ブロック塀が少し崩れました
番犬ジャンプ、さぞビックリしたと思います。
停電しましたが、幸い水とガスが通っていたのと
家にお肉、そして卵など豊富にあったのでコンビニに走ることはありませんでした。
とりあえず冷蔵庫にあった乳製品やお肉などをせっせと食べました。
そして約2年半くらい前からご飯は土鍋で炊く生活をしているので、
炊飯器が使えなくて困ることもありませんでした。
早速停電1日目の朝食からご飯モリモリ
夕飯は野菜スープ、味付き卵、ご近所のピザ屋さんから焼きたてパン、
農家レストランから豚カツの差し入れもあり、いつもより豪華な夕飯になりました。
↑1日目夜ご飯の様子
停電2日目へ続く!