飛ぶ鳥農場 diary

飛ぶ鳥農場で日々あったことを気ままに更新しています。

卵のパッケージ

卵のパッケージ

お客さんに少しでも足を止めて手にしてもらえるよう、どうすればいいか悩んだ末…

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版画にしました!

 

中学生以来(もしかしたら小学生⁇)の版画、

実家の旭川に10日程滞在してたのですが、毎日子どもたちが寝た後夜更かしして頑張りました。

家族で白金温泉に泊まったときも夜中に彫り彫り…

 

彫り終わった〜と思いきや難関が。

なかなか自分の思うように刷れないのです。

何度も何度も墨を塗っては紙を貼り付けを繰り返し、机の上は失敗作の山⛰

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研究した末、墨を塗った後に半紙で余分な墨を吸わせてコピー用紙にバレンで思いっきり擦る、という方法に辿り着きました✌️

刷った版画をパソコンに取り込み、ペンタブレットを使って編集🖋

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文字も書きスキャンして、

印刷しては、編集を繰り返してとうとう完成したのがこちら!

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名前は「海の街たまご」

 

海の街である石狩、望来で育った鶏たちにぴったりな名前の卵だと思いませんか⁈

卵のサイズ、量も上がってきてパッケージも出来あがったので本格的に販売を開始します✨

直売、石狩内での配達、11月からはコープのご近所野菜コーナーで買えます。

 

沢山の方々の食卓に届きますように。。。

 

 

 

 

 

新しい蜂場

来年から望来で本格的に養蜂を始めれそうです。

場所は山奥のまた山奥!!!

f:id:tobutorifarm:20170927224623j:image(約1ヶ月前の写真)

もともと、畑だったのですが今は放棄地となってます。いろんな方のご協力でこの蜂場を貸していただくことになりました。感謝です。

ここは野生の蜜源植物が既に繁茂しているのでそれらは残しつつ、ハーブを植える場所だけ手を加えていこうかと思っています。まずは、草刈り!鹿やタヌキのフンを見つけました。

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次にトラクターでおこして、蜜源植物であるクローバーの種まき、タイム(ハーブ)とアザミ(刺さるとすんごい痛い)の移植です。

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来年が楽しみです!

ふんッ!!!! お、お、重い。。。

産卵が始まり、産卵箱作りが急務になっています。

平飼い養鶏は産卵箱でその養鶏場のレベルが分かると言われるぐらい重要みたいです。。。これは気合が入ります。

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家を直した時に出た廃材を利用しています。

 

鶏は薄暗くて狭いところ(身も心も安心出来るところ)で卵を産む習慣があるので、それに合うように産卵箱を作ります。

平飼い養鶏では、産卵箱に産んだ卵を集める直接式と、産卵箱が少し傾斜になっていて産んだ卵がコロコロと転がり通路から直接卵を集めれるコロコロ式が一般的です。コロコロ式は、作業的には断然楽なのですが、鶏が卵を産みにくそうなので飛ぶ鳥農場では直接式を採用しました。

 

産卵箱の後ろに蝶番を付けて通路から卵を集めるイメージです。

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で、とりあえず産卵を開始した岡崎おうはん分の1つ完成しましたが・・・重たすぎ。

この重量感半端ないです。試行錯誤の末…

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こうやれば何とか1人で運べそうでしたが、(奥さん、大笑い)

 

腰が砕けたら大変なのでトラクターで運びます。

そして子ども2人が寝てるチャンスを見て奥さんと2人で設置します。(とてもやんちゃボーイを見ながらでは出来ない!)

 

今は1日に5羽ほどが騒がしい床で大勢の鶏に見られながら恥ずかしそうに産卵しているので、早く設置してあげたいです。

産卵箱で産んでくれますように…

 

 

 

秋のはちみつ採れました🍯

昨日の夜の土砂降りが嘘だったかのように見事な秋晴れ

 

朝に厚田の漁港帰りの友人が立ち寄ってくれ、十勝に行ってGETした美味しいパンと小麦のお土産を頂き、その後妹の友人夫婦(2週間前に式を挙げたばかり!)が手伝いに来てくれました

 

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久しぶりのMy蜂からの採蜜

今年は自分の失敗や天候不順が重なりなかなかハチミツが採れなかったので、なおさらハチミツが採れる事のありがたさが身に沁みます…

 

↓夏の不調からぐんぐん復活し元気いっぱいになったミツバチたち

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夏に採っていなかったアカシアを始め、クローバー、近くのえんどう豆やかぼちゃ、イタドリと沢山の花の蜜が入った奥深い味わいのはちみつとなりました🍯

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手持ちの瓶の在庫が尽きてしまい、瓶が届くのを待っている状態なので一週間後をめどに販売開始です。もう少々お待ちください✨

 

そんな採蜜DAYの今日の子どもたちの様子📸

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見事に、

本当に見事に泥まみれです。

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私にとって雨の次の日は

洗濯ものが大量になる日、

シャワーに何度も行く日、

心を大らかにしないといけない日、

 

覚悟のいる日です。。。

 

 

 

 

 

飛ぶ鳥農場の鶏が。。。

なんと9月16日に岡崎おうはんが卵を産みましたーーー!!!

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5月に初生として導入して早4ヶ月が経ち、慌ただしい日々の中よくここまで育ってくれたなーとしみじみ。

卵の重量は36g。ssサイズにも満たないかわいい卵でした。

卵割ってみると…

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このぷりぷりの濃厚卵白と盛り上がった黄身が食欲をそそります。

卵かけご飯にして食べました。

 

まろやかで優しい味でした。

 

卵の販売はもう少し産卵が安定してからを予定しています。それまでにパックのデザインや卵の名前、餌の再調整、産卵箱作り、やること盛り沢山ですが家族で協力して乗り切っていきたいと思います。

 

ちなみに先日通過していった台風18号

本体が通過した後に吹いた強風によって見事に鶏の餌用のポップコーン、ひまわりが倒されてしまいました。

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ただ、地面にべったりではないのでこのままの姿で無事育って乾燥してくれる事を祈ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまわりの季節🌻

鶏の餌用に蒔いたひまわりが満開の季節を迎えました!

太陽を浴びて眩しいほどに輝くひまわり。

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最初はハウス横では何も作る予定はなかったのですが、そのままにすると雑草の勢いがすごく…

草を刈る暇がないのでとりあえずトラクターで耕し、折角だから何か植えるか!の勢いでひまわりを植えました。

ひまわりを植えて大正解でした。

餌に使えるのはもちろん、何より景観が素晴らしい!

 外出するときに道路を走りながら見たり、作業の合間に横目で見てその度に感動してしまいます。

 

朝一に朝日を浴びるひまわり

日中の暑い日差しの中で咲くひまわり

夕日を背にして凛と立つひまわり

 

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1日の中で何度も私の目を奪います。

 

 

農場の横を走ってる車、バイクたちも少しで見てくれてるのかな?

 

 

 

 

 

 

 

北海道の短い夏の終わりを感じる今日この頃。

8月突入!新しい月になる度に、毎日がなんて早く過ぎていってるんだろうと思わされます。

 

7月を振り返れば石鹸作りのワークショップをしたり子どもが2人揃って手足口病にかかったり、加工場に使うシンクや作業台をGETしたり加工場となる部屋の床が完成したり、、、

あげていくとキリがないので、月末に東京の銀座であったはちみつフェスタを振り返りたいと思います。

 

去年から蜂仲間のお誘いを頂き、国産はちみつを多くの人に届けたいという思いから発足した「All Japan Honey 」の一員として参加させてもらいました。

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去年も一員としてフェスタに参加したかったのですが、次男の予定日が近く断念。

はちみつのみの出展となりました。(結局予定日より早まりフェスタ2日目の7/30に誕生!)

 

普段から養蜂で困ったことなどがあったらチームで相談したりしていたのですが、お会いするのはほとんどの方が今回が初めて…

 

緊張の中、人生初の銀座へ向かいました。

 

成田空港に着いてまず感じたのが「湿度」

北海道では考えられないようなムワッと感が…

今住んでるところの魅力は外に出ないと気がつかないものですね。

 

ポケットWi-Fiを持っていってたのでそれを使いながらすんなり銀座に到着!

会場ではすでに準備が完了していました。

SNS上で見る写真でしか皆さんをイメージすることがなかったので直にお会いできたのが嬉しかったです。

 

みんなでパシャり📸

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普段はバラバラの瓶で販売してますが、年に一度のフェスタだけ統一してみんなで出店!

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今回はミード酒も販売してました。

もともとお酒は飲む方でなく、妊娠と授乳などが続きお酒を口にするの本当に久しぶりでしたが、その久しぶりがこのミード酒で良かったぁ、と思えるような美味しさでした❗️

 

 

今回はフェスタ迄にはちみつの糖度が上がりきらず、商品として持って行くのは諦めていたのですが、仲間からせっかくなのでお客さんに糖度が上がりきる前のはちみつを食べてもらってはどうか?と提案を頂き少し採蜜して10瓶ほど持って行きました。

 

試食のさいに説明し食べてもらうと食べた人たちがフルーティー味わい、花の香りに驚き、中には買いたいと言って下さる方も…

結局持って行った10瓶はみんな無事嫁いでいきました。

フェスタに来る方々ははちみつ好きな方が多いので、普段は食べることの出来ない「レアなはちみつ」として楽しんでくれました。

私自身もそんなお客さんの反応を見るのが楽しかったです。

 来年は銀座に赴くのは難しいかもしれないですが、また是非フェスタに参加したいです。

 

 

 

フェスタの他に東京の思い出で是非とも書き残しておきたいのが、人生初の「ゲストハウス」に滞在したことです。

今回フェスタに行くことを決めてからすぐに飛行機のチケット、滞在場所探しをしました。

1人でどこか行くならバックパッカーのホテルに泊まってみたいとずっと心の中にあったので、銀座近くにゲストハウスで検索。

 

見つかったのが浅草にある「レトロバックパッカー

門限が22:00迄で、フェスタ仲間との懇親会の後十分間に合う時間に駅に到着し、ポケットWi-Fiの充電が切れてしまったので写真に収めてた地図を見ながらホテルへ。

 

見事に道に迷いました。

本当に見事に…

 

見慣れない街並、暗くて目印が見つからない、人が全然いないの三拍子。

 

いかにも地元の人、という感じの人を探し声をかけさまよい走り回りました。

駅から徒歩9分で着くはずなのに20分近く走り回っても到着出来ず、門限5分前にホテルに電話し「今近くにいるのは確かなのですが迷子になりました!」と連絡。

最後は道路工事の作業員さんがスマホのナビで検索してくれ、5分遅れで到着。

 

ただでさえ蒸し暑いのに30分走り回って汗だくに!

 

女性用ドミトリーで予約しており、他のお客さんは就寝していたので音をたてないよう細心の注意を払って2段ベッドの2階へ…

その後シャワーを浴びて爆睡しました。

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↑街並に溶け込んでいる(溶け込み過ぎ⁉︎)ホテル

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↑他のゲストと交流する場所

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↑受付カウンター

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↑自由に使って良いキッチン

 

翌日、早くにホテルを出たので他のゲストさんとの交流はなかったですが次フェスタ参加する際も是非泊まりたいです。

次は迷わずにたどり着けます✌️

 

そんなこんなで一泊二日の東京が終わり羽を伸ばさせてもらいました。

出発前から具合の悪かった長男は病院に行った結果RSウイルスにかかっており、その後次男にも移り看病で1週間があっという間に過ぎていきましたが、今は2人とも復活!

次男の幸助も無事一歳の誕生日を迎え、1人で立つのが上手になりました。

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大きな病気、怪我なくすくすく育ちますように。。。

 

毎日子どもたちの世話に追われて思うようにいかないこともありますが、今しか過ごせない子どもたちとの日々をしっかり楽しみたいと思います。

 

夜が来れば秋を感じるこの頃。

8月はどんな一ヶ月になるかなぁ〜