飛ぶ鳥農場 diary

飛ぶ鳥農場で日々あったことを気ままに更新しています。

「とりきち」とのお別れ

12月10日 ひさびさに温度が上がり、一日中天気も良い日でした

 

飛ぶ鳥農場で唯一名前の付いていた鶏、「とりきち」が何らかの大きな鳥に連れていかれてしまいました…

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今年の春先に就農祝いにと、研修していた農家さんから現役で卵を産む鶏を一羽もらい、

その農家さんの名前から「きち」の字をもらって「とりきち」と名付けました。

 

子どもたちにとっては初めて触れる鶏になり、

とりきちのおかげで優作は鶏の抱っこも上手に。

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いずれ放牧養鶏をしたいと思っている私たちにとって、野の虫、草を食べのびのびしているとりきちは、まさに理想の生活をしている鶏でした🐓

 

私たちが鶏舎を設営してるときも畑作業も常に近くに居て、

まさに苦楽を共にしてきた「仲間」

「家族の一員」のような存在だったので、胸にぽっかり空いた穴が大きすぎて思い出しては涙が滲みます。。。

 

 

写真を見返すと子どもたちと写っている写真が多く、この春からずっと子どもたちの成長の近くにいつも居たんだなぁと思わされます。

 

↓ひまわりゲット🌻

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↓畑のトマトはおやつ🍅

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↓泥まみれの子どもたちに背を向けるとりきち

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↓農場の鶏で唯一ホームセンターの配合飼料をもらってました

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冬の雪の上では目立ってしまい、逃げ場もなくさぞ怖かっただろうと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

この事件を忘れず二の舞になる鶏を出さないようにします。

 

 

今まで本当にありがとう

とりきち

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蜜蝋キャンドルワークショップ🕯

12/3、石狩のチョコレート屋さん「ななや」で開催された【Xmasを特別な灯りで】手作り蜜蝋キャンドルのワークショップを開催しました

 

参加者は小学生を含めて5名

昔ながらの溶けた蜜蝋に糸を浸しては上げるを繰り返す「ディッピングキャンドル」

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参加者の皆さん、どなたも個性的な形のキャンドルに!

下が太くなるしずく型を完成形としてイメージしていましたが、何名かは上が太くなる人参型や中間が太くなるひし形キャンドルが出来上がっており、いざ台に設置してみるとぽってりして温かみのある作品に✨

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今回はキャンドルを置く台も皆さんに作ってもらいました🔨

 

木の土台の上にオンコの木の枝や柊の葉っぱ、松ぼっくりドライフラワーを思いのままに飾って素敵な燭台になりました

 

因みにこちらが私の作品↓

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Xmasにキャンドルナイトするのが楽しみ😊

 

蜜蜂がはちみつを食べて作り出す貴重な蜜蝋

はちみつ「10」食べてできる蜜蝋の量はなんと「1」❗️

また蜜蝋キャンドルは空気清浄作用、甘い香りによるリラックス作用、パラフィンで出来たキャンドルに比べ燃焼時間が長いなど優れた点をたくさん持っています

 

この事をしっかり噛み締め感謝の気持ちを忘れずに火を灯したいです🕯

 

 

 余談ですが大学生の頃、テレビの特集で今は亡きターシャ・テューダさんがディッピングで蜜蝋キャンドルを作っている様子を見て、「いつかこんな手作りの生活がしてみたい」と思っていたので、まさか自分が出来る立場に立っていることに感慨深いものがあります。。。

 

 

 

 

 

 

一年の一大イベント!

一年の中で一番大好きなイベント、Xmas🎄

 

小さい頃から私の実家では初雪が降った日からXmasソングを家でかけ、クリスマスツリーを飾るのが習慣となっています

それをバッチリ引き継ぎ私の家でも今のシーズンは常にBGMはXmasソング🎶

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↑「かんかん(お母さん)、きれいねー」と言っている優作とそう思っているであろう幸助

 

去年から旦那さんの実家、徳島県からヒイラギの枝を送ってもらいクリスマスリースを作るようになりました🍃

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土台となるのは家の山で採った蔓、庭のオンコの木、徳島のヒイラギの葉

それに100均の飾りや松ぼっくり、今年畑で採れた鷹の爪も使い完成したのがこちら✨

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見事に子どもたちが2人揃ってお昼寝してくれ、久し振りに自分の時間を楽しみました✌️

(本当はやらなきゃいけない事が沢山あったんですが…)

 

 

 

 

 

沢山の人に届きますようにーーーーー!

卵のサイズ、数がともに安定してきたので卵の販売開始しました!

農場での直売、石狩のチョコレート屋さん「ななや」の直売コーナー、そしてコープのご近所やさいコーナーで飛ぶ鳥農場の「海の街たまご」買えます✨

 

↓ななやさんの直売コーナー🌸可愛くディスプレイしてもらいました🎶

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今のところ札幌近郊のコープ10店舗に出していますが、産卵数が増え次第徐々に店舗数を増やしていこうと思っています!
ちなみに11/4現在は

•いしかり店
あいの里
•新はっさむ店
•とんでん店
•えべつ店
•北広島店
•ルーシー店
•にしの店
•西宮の沢店
•ほんどおり店

 

に置かせて頂いています

見かけた際は是非手にとって貰えると嬉しいです!

そしてリピーターになってくださればと思います✨

 

↓コープへの初出荷の卵たち

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ちなみに初出荷の準備ドタバタした11/2は私の28歳の誕生日でした
毎年何かしら濃い一日になるのですが、今年もまた格別に濃い誕生日になりました🎂

 

ここ何週間かを卵初出荷への準備に費やしていたので、ここからまたはちみつ販売の方も力を入れていかなければ…今日の夜は瓶の煮沸消毒です🌕

 

 

 

 

 

卵のパッケージ

卵のパッケージ

お客さんに少しでも足を止めて手にしてもらえるよう、どうすればいいか悩んだ末…

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版画にしました!

 

中学生以来(もしかしたら小学生⁇)の版画、

実家の旭川に10日程滞在してたのですが、毎日子どもたちが寝た後夜更かしして頑張りました。

家族で白金温泉に泊まったときも夜中に彫り彫り…

 

彫り終わった〜と思いきや難関が。

なかなか自分の思うように刷れないのです。

何度も何度も墨を塗っては紙を貼り付けを繰り返し、机の上は失敗作の山⛰

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研究した末、墨を塗った後に半紙で余分な墨を吸わせてコピー用紙にバレンで思いっきり擦る、という方法に辿り着きました✌️

刷った版画をパソコンに取り込み、ペンタブレットを使って編集🖋

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文字も書きスキャンして、

印刷しては、編集を繰り返してとうとう完成したのがこちら!

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名前は「海の街たまご」

 

海の街である石狩、望来で育った鶏たちにぴったりな名前の卵だと思いませんか⁈

卵のサイズ、量も上がってきてパッケージも出来あがったので本格的に販売を開始します✨

直売、石狩内での配達、11月からはコープのご近所野菜コーナーで買えます。

 

沢山の方々の食卓に届きますように。。。

 

 

 

 

 

新しい蜂場

来年から望来で本格的に養蜂を始めれそうです。

場所は山奥のまた山奥!!!

f:id:tobutorifarm:20170927224623j:image(約1ヶ月前の写真)

もともと、畑だったのですが今は放棄地となってます。いろんな方のご協力でこの蜂場を貸していただくことになりました。感謝です。

ここは野生の蜜源植物が既に繁茂しているのでそれらは残しつつ、ハーブを植える場所だけ手を加えていこうかと思っています。まずは、草刈り!鹿やタヌキのフンを見つけました。

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次にトラクターでおこして、蜜源植物であるクローバーの種まき、タイム(ハーブ)とアザミ(刺さるとすんごい痛い)の移植です。

(f:id:tobutorifarm:20170927225642j:imagef:id:tobutorifarm:20170927225705j:imagef:id:tobutorifarm:20170927225931j:image

来年が楽しみです!

ふんッ!!!! お、お、重い。。。

産卵が始まり、産卵箱作りが急務になっています。

平飼い養鶏は産卵箱でその養鶏場のレベルが分かると言われるぐらい重要みたいです。。。これは気合が入ります。

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家を直した時に出た廃材を利用しています。

 

鶏は薄暗くて狭いところ(身も心も安心出来るところ)で卵を産む習慣があるので、それに合うように産卵箱を作ります。

平飼い養鶏では、産卵箱に産んだ卵を集める直接式と、産卵箱が少し傾斜になっていて産んだ卵がコロコロと転がり通路から直接卵を集めれるコロコロ式が一般的です。コロコロ式は、作業的には断然楽なのですが、鶏が卵を産みにくそうなので飛ぶ鳥農場では直接式を採用しました。

 

産卵箱の後ろに蝶番を付けて通路から卵を集めるイメージです。

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で、とりあえず産卵を開始した岡崎おうはん分の1つ完成しましたが・・・重たすぎ。

この重量感半端ないです。試行錯誤の末…

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こうやれば何とか1人で運べそうでしたが、(奥さん、大笑い)

 

腰が砕けたら大変なのでトラクターで運びます。

そして子ども2人が寝てるチャンスを見て奥さんと2人で設置します。(とてもやんちゃボーイを見ながらでは出来ない!)

 

今は1日に5羽ほどが騒がしい床で大勢の鶏に見られながら恥ずかしそうに産卵しているので、早く設置してあげたいです。

産卵箱で産んでくれますように…