養鶏家時々きこり
僕は自然養鶏家です。
基本的には鶏たちの世話に明け暮れていますが、子供達の目を盗み、きこりになります。木の伐採は大変危険な作業なので子供はまだ連れていけません。もう少し大きくなったら薪割りを教えてあげようと思います。
山への装備品です。ワクワクします。
チェーンソーと使い込んだ和斧、クサビ、樹皮ハンディー図鑑、防具。たまに犬。
風のない冬の山はとても気持ちがいいです。
葉が落ちて木の状態がよく分かりますね。
ヤチダモの木です。
この病気はなんなんでしょう?
この病気にかかってる木の葉は他の木と比べると早く落葉しています。
これはツタによる影響なのか、覇気が感じられません。
20年以上手入れされていない山なので倒木、立ち枯れが沢山あります。こないだの爆弾低気圧でも大きなエゾマツが折れてしまいました。とりあえず伐採する木はこういう死んだ木や死にいく木です。これらを伐採して薪にします。
傾いているヤチダモの巨木。
これは折れて倒れる危険がありそうなので腕を磨いてそのうち伐採します。
妻はアイスキャンドル作り、私は薪作り。厳しい冬に、良き生活を送っています。
本能の目覚め
2月も始まったばかりなのに厚田はすでにアライグマが捕獲されています。年々数を増やしています。
農家にとっては農畜産物を荒らす嫌われ者です。去年は鶏たちに被害はありませんでしたが、餌のポップコーンはずいぶん被害にあいました。
かじられた跡です。
今日は経理の関係で厚田支所の方が、他の農家さんで捕獲したアライグマを回収がてら農場に寄って行きました。捕獲されたアライグマは市が処分します。
3匹も捕獲されたと聞いて、せっかくなので見に行くと・・・えっ!?1匹脱走してる!
荷台からボンネットによじ登りフロントガラスを颯爽に滑り降り無事地面に着地。除雪して走りやすかったのかそのまま鶏舎へまっしぐら。もふもふした体が何とも可愛らしいです。
鶏舎西側の静かなる門番ピューマに見つかりUターン。鶏舎によじ登ろうとしてるところでピューマに御用になりました。
アライグマの鶏への被害はこの時期から春先が一番多いみたいなので亡きオペラの分も門番よろしくお願いします。
馬に乗る
長男の優作は3歳の誕生日を無事迎えました。いろんな人に面倒を見てもらい、大きな怪我も病気もせず元気一杯に成長しています。
誕生日プレゼントはモノではなく経験という事で、今回は乗馬がプレゼントです。
家から10分ぐらいのところにあるフロンティア乗馬クラブへ行ってきました。
馬さんが沢山います。
優作の乗る馬です。名前はリーサーです。23歳の大ベテラン。今日はよろしくお願いします。
人参をあげて早速乗馬!
おお、一人で乗ってる。
ずいぶん遠くへ行ってしまいました。
帰ってきましたが何か姿勢が変だぞ。
幸助もせっかく来たので一緒に乗りました。
なんだか癒された時間でした。また遊びにきたいと思います。
裏山へ登る
1月も中旬になりました。
最近は雪も少なく晴れた日も多いので除雪とか卵の出荷とかいろいろ助かってます!
つい先日久しぶりに裏山へ散歩に出かけました。
山の頂上は拓けた場所なので、ここから見る満点の星空は100点です。ただ、笹が繁茂しているので(今は雪の下)時間をかけてゆっくり刈ろうかと思います。
いつかここに小さな小屋を建てて、美味しいコーヒーを飲みながらソローの本を読みたいと思います。
春が来るのが待ち遠しいですが、冬至も過ぎて日がちょっとだけ長くなるこの時期が一番大好きです。
この日は次男の幸助をソリに乗せて、番犬のピューマ(ブログ初登場)と登りましたが寒かったのか幸助はソリから出てこようとしませんでした。
心も体も強い男になるんだぞ、幸助!!
縁起物!『大寒卵』🥚
1月20日は二十四節気の一つ、一年で最も寒い日と言われている『大寒』
この大寒の日に産まれた卵を『大寒卵』といい、この卵を食べると
「一年健康に過ごせる」
「お金に困らない」
と云われており、縁起物とされています⛩
また、この時期は寒いため、鶏が水を飲むのを控える、寒さに耐えるために餌をいっぱい食べるので卵が濃厚になり一番美味しい時期なのです💡
直売所の方でも売れた為、コープのご近所野菜コーナーには限定17パック(大 12パック:小 5パック)の納品となりました。
今回は11店舗へランダムに納品したので大寒卵の納品されてない店舗もあります。
なのでGETした方はかなりラッキーです❗️
今回初めてパックの中にメッセージの紙を入れました
開けた方が喜んでくれたら嬉しいです🎶
パッケージの方には『大寒卵』のシールを貼りました✌️
大寒卵を食べて今年の運気が上がりますように…
ちなみにいつもはヒビの入った卵などを自家用として家で食べてるのですが、この日だけは贅沢に綺麗な卵でオムライス
ご馳走さまでした!
番犬オペラとのお別れ
6月から私たちの鶏舎を守ってくれていた番犬オペラが死んでしまいました。
優しい目をしていて
黒と白できれいに分かれた模様を持ったオペラ
近くの犬の保護施設から昨年の6月にやって来ました。
なかなか懐いてくれなかったものの、とても優しい性格で
最近は顔を見せると前足をあげて喜んでくれたので打ち解けてきたかなぁ〜、
と思った矢先の出来事でした。
12日の朝、お父さんが鶏舎に行こうと玄関を出ると前にオペラの姿が!
繋いでいたワイヤーがちぎれており、脱走していました。
しばらく見つめあってお互い相手の出方を伺い、、、
お父さんが捕まえようとしましたが道路へダッシュ💨
そのまま行方が分からなくなってしまいました。
そしてその日の夜に、日中家に来ていた知り合いから
「オペラ見つけました!」と連絡が!
しかしそのすぐあとにもう一度電話がかかってきて
「オペラ、車にひかれてます‼︎」と
お父さんが行ったときには即死の状態のオペラが道路に横たわっていました。
家から車で1分の望来坂でひかれていました。
雨の日も暴雨風雨の日もしっかり番犬として頑張ってくれたオペラ、
運動不足の私のお散歩相手にもなってくれたオペラ、
子どもたちに優しく、絶対吠えたり噛んだりしなかったオペラ、
ただただ申し訳ない気持ちと悲しい気持ちでいっぱいになりました。
すぐ近くにペット霊園があり、そこで火葬して来ました。
天国でお友達と駆け回ってるのかな、、、
オペラ、今までありがとう