飛ぶ鳥農場 diary

飛ぶ鳥農場で日々あったことを気ままに更新しています。

「気づき」

農場の目の前で風にゆらゆら揺られていたお米も昨日ですっかり収穫が終わり、日に日に増していく寒さが身に染みる今日この頃です。

 

さて、

実は今、我が家のやんちゃ三人兄弟はここ2、3週間ほど保育園にほとんど行っておりません。


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根本的なきっかけはやはり「コロナ」

 

あ!

 

決してコロナが怖くて休み始めたわけではありません。

むしろ、緊急事態宣言最中の登園自粛期間中もガッツリ預けていました。

 

緊急事態宣言が解除され、通っておりましたが

コロナの影響で登園受け入れ条件が厳しくなったのです。

私たちから見たら「大丈夫だろう」という風邪症状でお迎えに呼ばれることがあり、それについて保育園側に相談したものの、その一ヶ月後に再び些細な症状で呼ばれ、私たち夫婦のなかで子どもが家にいて仕事が出来ないことよりも、

「あっ!くしゃみしたから行けないかも」

「あ!今咳したよ。行ったら呼ばれるかなぁ」

と、保育園に預けることのほうがストレスになってしまったのがきっかけでした。(※保育園の先生はみんないい人です!)

 

そんなこんなでマイナスパワーから家で見ることがスタート

(↑※その後再び相談したところ、保育園側も今の条件は厳しいと感じていて、改善に向けて動き出すというお言葉をいただきました。ただ、市直属の保育園ということで、厳しい条件も市の方から出されているそうで。上への説得が時間かかるかもしれないということでした。保育園の先生方本当にありがとうございます。)

 

 

日々出荷作業、週末は加工品製造と忙しいことは忙しいのですが、蜂作業、加工品のピークの時期が終わったこと

子どもたちが外で過ごしやすい季節に突入したこともあり、当初私たちが想像していたよりもずっとずっと楽でした。

 

テレビやiPadはいつも保育園にいる時間帯はいっさい禁止。

 

基本的にお父さんの近くにいます。

鶏舎の近くで遊んだり配達に一緒に行ったり

裏山に行って落葉とったり
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お父さんのまねしてみたり
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山の上でお母さんには内緒でおやつ食べてたり
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天気が悪いときは塗り絵したり
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どんぐり拾ってジョーにあげたり
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山の上のブランコで遊んだり

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猫と遊んだり

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毎日毎日好きなことを本当に心ゆくまでして

お風呂入って夜ご飯食べてパタッと寝る

見ていて気持ちいいくらいです。

 

 

保育園休ませる前は私たちのなかで

 

「今ぐらいの歳の子どもは幼稚園または保育園に行かせることが普通」、

「子どもたちがいたら仕事が出来ない」

 

と、思いこんでいました。

実際仕事に関していえば、やはり大変さは増しています。でも、日々やらなくてはいけないことはうまい具合に達成出来たのです。

 

私の母は保育園をやっており、

預けている間に仕事が出来るメリット以外にも

 

「今からいろんな人に会って相手が自分にとって合う人間か、合わない人間かの判断を養っていける場でもあるから、まったく行かないのもそれもちょっと。」

 

というアドバイスをもらいました。

 

「なるほど…そういう考えかたもあるんだ」

 

これもまた、気づきでした。

 

 

夫婦二人で話し合った結果

子どもがいたら乗り越えられない忙しい日

保育園で遠足や楽しい行事がある日

子どもたちが行きたいと言った日

 

それ以外は家で見ることにしました。

もちろんこれは【今】の私たちの考えであり、冬になって外で遊べなくなったら(風が強すぎて外にいると痛いのです)保育園にまた通わせるかもしれません。

そして春になったら長男は小学校に行くようになり、仕事が忙しいシーズンに突入するので下三人も保育園に通わせると思います。

 

 

ただ、「今」の私たちにとって、

 

大変だけど子どもたちと居られることが、

子どもと仕事をすることが楽しいのです。

 

 


きっかけは本当に些細な風邪でした。

 

でも、そのお陰で私たち夫婦が悩んで悩んで得たものは、きっと私たちにとっても子どもにとっても生涯大切な時間になるのではと思っています。


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あの時間、どうだった??

私たちの子育てって、どうだった??

未来の君たちに聞きたいこと盛りだくさんだよ

恥ずかしがらずに教えてね👋